認知症リスクセルフチェック|MCI早期発見

← in vivo. トップへ

in vivo.

COGNITIVE SCREENING

認知症リスクセルフチェック

物忘れチェック・MCI(軽度認知障害)早期発見・認知症予防生活習慣のセルフチェック。早期発見が予防の鍵。

📋 AD8(認知症スクリーニング)

本人または家族(パートナー)が回答。「はい」が2項目以上なら受診推奨。

🧠 MCIチェック(物忘れと加齢の境界線)

過去6ヶ月以内に増えた症状を選択

🛡️ 認知症リスク因子チェック(修正可能因子)

Lancet委員会2020 報告の14リスク因子に準拠

🎮 認知機能ゲーム(5単語遅延再生)

MMSEと同じ手法。5単語を覚えて → 計算で気を逸らせて → 思い出す

🔢 計算ドリル(連続減算100-7)

MoCAで使われる注意力・遂行機能テスト

🅿️ 言語流暢性テスト(カテゴリ語想起)

1分間で「動物」をいくつ思いつくか。前頭葉機能評価

🌱 認知症予防の生活習慣(医師監修)

1️⃣ 有酸素運動 週150分
ウォーキング・水泳など。海馬の萎縮を遅らせる効果(PubMed: 27889109)。
2️⃣ 地中海食 / DASH食
魚・野菜・オリーブオイル中心。脳の老化を遅らせる最強の食事パターン。
3️⃣ 社会的交流
週1回以上、家族・友人と対面交流。孤立は認知症リスク60%↑。
4️⃣ 7-8時間の睡眠
睡眠中に脳のアミロイドβがクリアされる。慢性不眠は要注意。
5️⃣ 知的活動の継続
読書・パズル・新しい言語学習・楽器演奏など。脳は使えば使うほど維持される。
6️⃣ 高血圧・糖尿病管理
HbA1c 7.0%未満/収縮期130未満を維持。脳血管性認知症の予防。
7️⃣ 禁煙・節酒
喫煙はリスク2倍、過量飲酒もリスク↑。
8️⃣ 難聴は早めに対処
難聴の放置は認知症リスク2倍。補聴器使用で予防効果あり。
9️⃣ 口腔健康
歯周病・歯の喪失は認知症リスク↑。20本以上の歯を維持。
🔟 抑うつ治療
うつ病はMCIの早期サイン・リスク因子の両方。早めの精神科相談を。
※ 出典:Galvin JE et al. AD8 (2005) / Petersen RC. MCI診断基準 / Livingston G et al. Lancet Commission 2020 / 日本神経学会 認知症疾患診療ガイドライン2017.
本ツールは診断ではなく早期発見のためのスクリーニングです。気になる場合は神経内科・精神科・物忘れ外来を受診してください。
急な症状でお困りの方は 救急受診ガイド(119を呼ぶ目安) をご確認ください。

他のセルフケアツール

気になる悩みに合わせて、専門医監修の無料セルフチェックをご利用ください。

in vivo. トップへ →

関連記事|まさぼ内科ドクターズコラム

本ツールの結果と合わせて、医師監修の解説記事もご活用ください。

▶ 全記事一覧(diabetes-diet.net)

📋 DASC-21(家族用認知症評価)

本人ではなく家族・介護者が回答してください。21項目を4段階評価し、合計31点以上は認知症の可能性。介護保険申請の根拠資料としても活用可能。

🕰️ 時計描画テスト(CDT)

「11時10分」を示す時計を描いてください(円・数字12個・時針と分針)。Shulman scoring system(10点満点)。

🥗 MIND食スコア

15食品群の摂取頻度。9点以上で認知症リスク 53%減(Rush大学MAP研究)。

🧬 Lancet 2024 認知症 14リスク因子

14因子全て改善で認知症の45%予防可能(Livingston G, Lancet 2024)。該当因子をチェック。

🩺 糖尿病×認知症 双方向リスク

糖尿病で認知症リスク1.5〜2.5倍。久山町研究・ACCORD-MIND試験より、適切な血糖管理が予防に重要。

💬 家族のためのQ&A

Q1. 親が認知症かも、本人嫌がる、どう連れて行く?

「健康診断のついで」「気になる物忘れも一緒に」と切り出す。かかりつけ内科から始める方がスムーズ。事前に医師に状況を電話で伝え、本人の前で「認知症」と言わない配慮を依頼可能。

Q2. 介護保険申請のタイミング?

物忘れ・徘徊・身辺自立困難が出たら早めに。地域包括支援センターか役所介護保険課で相談(無料)。認定まで30〜60日。軽度のうちに申請しておくとサービスが早く使える。

Q3. BPSDが出始めた、薬に頼らない方法?

第一選択は非薬物療法:①生活リズム維持 ②回想法・音楽療法 ③環境調整 ④受容的対応 ⑤デイサービス。漢方なら抑肝散・釣藤散。抗精神病薬は転倒・誤嚥・死亡リスクで最終手段。

Q4. グループホーム vs 在宅介護?

在宅:家族介護力あり・住み慣れた環境希望。GH:徘徊・夜間対応困難・家族遠方。特養:要介護3以上。地域包括のケアマネに相談を。

Q5. 徘徊への対応?

①GPS端末(月500円〜) ②衣服に名前と連絡先 ③地域見守り ④市町村徘徊高齢者SOS登録 ⑤日中活動量UP(疲れさせる)。完全に止めず、安全確保が発想。

Q6. 相続・成年後見人の準備?

MCIのうちに:①遺言書(公正証書) ②任意後見契約 ③銀行・証券・保険情報の共有。重度後は法定後見になり自由度低下。司法書士に相談を。

Q7. 自動車運転免許の返納?

段階的に:①夜間運転やめる ②高速やめる ③遠出やめる ④近所のみ ⑤完全返納。タクシー券・家族送迎の代替手段確保。事故率はMCIで2倍、認知症で6倍。

Q8. アリセプト・メマリーの違い?

アリセプト:軽度〜重度、コリンエステラーゼ阻害、副作用は消化器症状。メマリー:中等度〜重度、NMDA受容体拮抗、副作用はめまい・便秘。両方併用可。

Q9. レカネマブ(レケンビ)はどう?

2023年承認の新薬。早期AD・MCIに限定。点滴2週ごと、年薬剤費298万円(保険3割なら年89万)。ARIA(脳浮腫・微小出血)リスクあり、定期MRI必須。専門医療機関のみ。

Q10. 認知症の親の財産を勝手に使ってもいい?

NG。横領になり得る。任意後見・法定後見人として裁判所届出が必要。家族信託は本人元気なうちに契約。司法書士・弁護士に相談を。

Q11. デイサービスを嫌がります

強引にせず見学から。スタッフ・利用者との相性、活動内容、食事を確認。お試し利用活用、合わなければ別施設。介護者のレスパイトのためにも継続が重要。

Q12. 配偶者が認知症、自分も疲れ果てた

介護うつは深刻。①ケアマネに相談 ②ショートステイで定期的に休む ③認知症の人と家族の会参加 ④自身も内科・心療内科受診 ⑤親戚に分担依頼。

Q13. 認知症は遺伝?

家族性ADは1〜5%と稀。多くは生活習慣の影響。APOEε4でリスク2-3倍だが生活習慣で大きく変わる。Lancet 14因子改善に集中を。

Q14. 物忘れと認知症の境界?

加齢の物忘れ:体験の一部、ヒントで思い出す、自覚あり、生活支障なし。認知症:体験全体、ヒントでも思い出せず、自覚なし、生活支障あり。境界がMCIで年10-15%が認知症進行。

Q15. 食欲低下・痩せてきた

①食事時間を忘れない仕組み ②やわらか食 ③好物中心 ④少量頻回 ⑤栄養補助食品。BMI 18.5未満は低栄養。栄養士介入も保険診療で可能。

Q16. 入浴を嫌がる

①一人で入らせない ②訪問入浴サービス ③蒸しタオルで部分清拭 ④部屋を温める ⑤好きな入浴剤・音楽。週2回でも維持可。

Q17. 物盗られ妄想に困っている

否定せず受容:「一緒に探しましょう」、本人が見つけた形に。隠し場所メモ。BPSD典型、抑肝散有効な場合あり。主介護者を疑うので家族間でローテーションを。

Q18. 夜間徘徊・不眠で家族が眠れない

①日中活動量UP ②夕方以降の照明落とす ③夜間用おむつ ④センサーマット ⑤抑肝散・酸棗仁湯 ⑥やむを得ず睡眠導入剤(ベルソムラ等)。介護者の睡眠確保のためショートステイも。

Q19. 終末期、どうなる?

嚥下困難・寝たきり・肺炎が増える。事前指示書・リビングウィルが大切。①積極的治療⇔②自然な経過の選択。家族で事前に話し合うこと(人生会議ACP)が最重要。

Q20. ヤングケアラー、私の人生は?

あなたの人生・進学を犠牲にしない。①地域包括でケアプラン見直し ②市町村ヤングケアラー相談窓口 ③NPO ④学校・職場に配慮申請。介護を理由に夢を諦めないで。

Q21. 運動と脳トレ、どっちが効く?

運動の方が効果大。有酸素+筋トレが最強。週150分以上、椅子立ち上がり10回×2セット。脳トレ単独は限定的だが運動と組合せで相乗効果。デイの集団体操が最適。

Q22. ココナッツオイル・サプリは効く?

明確なエビデンス限定的。MIND食・運動・社会交流の方が確実。サプリより食事・運動・睡眠・血糖管理に投資を。

Q23. 高齢の親が「死にたい」と言う、認知症と関係?

高齢者うつは認知症の前駆症状もある。介護負担・身体疾患・配偶者死別が誘因。早期治療で認知症進行も抑制可能。地域包括から医療連携可能。

Q24. 配食サービスは?

ワタミ宅食・ニチレイ・市町村配食(要介護向け)。食事の質低下→低栄養→筋力低下→認知症進行の悪循環防止。食物繊維・たんぱく質意識。

Q25. 当院(まさぼ内科・糖尿病クリニック飯田橋院)で相談できる?

はい、糖尿病合併認知症・MCI評価・漢方処方(抑肝散・釣藤散)対応。重度や専門検査が必要な場合は専門医療機関に紹介。家族の付き添い受診歓迎。公式サイトから予約。

SAGE × Ohio State University

SAGE 12問・5分テスト。

米国オハイオ州立大学開発の SAGE(Self-Administered Gerocognitive Examination)。MCI(軽度認知障害)検出感度 79%・偽陽性率 5% の高精度な自記式スクリーニング。AD-8(家族用)に対し本テストは本人が直接受けるテストです。

出典: Scharre DW et al. SAGE: Initial Validation, Alzheimer Disease & Associated Disorders 2010. 簡略版を実装. 18点満点で17点以上が「正常範囲」、16点以下は専門医評価推奨.

Reaction Time × Digital Biomarker

反応時間で見る、脳の処理速度。

高齢期の認知機能低下に最も早く現れるサインの1つが 反応時間のばらつき。10回のタップテストで平均反応時間とばらつきを測定。連続記録すれば自分のベースラインがわかります。

画面に紫の円が出たら、できるだけ早くタップしてください
スタートを押して始めましょう
Consult Signs Aggregator

相談すべきサインを、整理する。

既存テスト(単語記憶・計算ドリル・言語流暢性・反応時間・SAGE)の結果から、主治医に相談したほうがよいサインを集計します。
「脳年齢」のような年齢判定ではありません。生活の中で困りごとが続く場合の 受診のめやす としてご利用ください。

※ 本結果は 診断ではなく相談のめやす です。サインが多くても病気とは限らず、少なくても安心とは限りません。困りごとが続く場合は、神経内科・もの忘れ外来などにご相談ください。

Zarit Burden Interview – 8

介護者の負担、見える化。

認知症の家族をケアする方の 介護負担度 を測る世界標準テスト「Zarit-8(8項目短縮版)」。介護者の燃え尽き・うつ予防のための早期介入の指標になります。記録は本人ではなく介護者ご本人が回答してください。

Hearing Self-Check × Lancet 14 Risk

難聴は、認知症の最大の修正可能リスク。

Lancet 2024 認知症予防委員会が報告した 修正可能な認知症リスク14因子の中で最大の寄与(7%) が中年期の難聴です。本テストは様々な周波数のテスト音を聞いて、聞き取れたかチェックする簡易聴力スクリーニング。ヘッドホン or イヤホンで実施推奨

下のボタンを1つずつ押し、音が聞こえたら「✓ 聞こえた」、聞こえなければ「✗ 聞こえない」を選択。
音量はあらかじめ「会話レベルで聞こえる」程度に調整してください