漢方医学– category –
漢方処方・体質・症状別治療
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漢方医学
陽虚タイプ完全ガイド|冷え症・夜間頻尿・腰痛・甲状腺機能低下の漢方処方を糖尿病専門医が解説
「真夏でも靴下が手放せない」「夜中に2回も3回も尿で目が覚める」「腰がだるくて立ち上がるのがつらい」「気力が湧かず、いつも横になっていたい」——これらは単なる加齢現象ではなく、漢方医学でいう陽虚(ようきょ)、特に高齢者に高頻度で見られる腎陽虚(じんようきょ)のサインかもしれません。陽虚とは生体を温め、動かす根源的なエネ -
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抑肝散完全ガイド|認知症BPSD・イライラ・不眠・チックへの効果を糖尿病専門医が解説
「夜になると母が落ち着かず、徘徊や暴言が止まらない」「父がデイサービスで他の利用者に手を上げてしまう」「子どものチックや夜驚症が改善しない」——こうした認知症のBPSD(行動・心理症状)や神経過敏な患者さんの不定愁訴に対し、漢方医学が500年以上の歴史で磨き上げてきた答えのひとつが抑肝散(よくかんさん/ツムラ54番)で -
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特稟質タイプ完全ガイド|アレルギー・喘息・アトピー・花粉症の漢方処方を糖尿病専門医が解説
「春になると目が痒くてくしゃみが止まらない」「子どもの頃からアトピーで皮膚科を渡り歩いている」「気管支喘息の発作で夜中に目が覚める」「卵やそばを食べると蕁麻疹が出る」「家族に喘息やアレルギー性鼻炎の人が多い」——これらに心当たりがあれば、あなたは中医学9体質分類における特稟質(とくひんしつ)、すなわちアレルギー素因体質 -
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当帰芍薬散完全ガイド|冷え症・貧血・月経不順・妊娠期トラブルへの効果を糖尿病専門医が解説
「足先がいつも氷のように冷たい」「立ちくらみとめまいが続く」「月経のたびに重い倦怠感に襲われる」「不妊治療を続けているが体質改善も同時に行いたい」——色白・華奢で疲れやすい、いわゆる虚証女性が抱えるこうした不調に対して、漢方医学が約2,000年の歴史をかけて磨き上げてきた代表方剤が当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん/ツム -
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水滞(痰湿)タイプ完全ガイド|むくみ・めまい・天気痛・水太りの漢方処方を糖尿病専門医が解説
「朝起きると顔がパンパン」「夕方には靴がきつい」「雨が近づくと頭痛とめまい」「体重は標準なのに見た目だけ水太り」——これらの症状は、漢方医学の体質軸では「水滞(すいたい)」あるいは「痰湿(たんしつ)」と呼ばれる「水分代謝失調」の典型像です。糖尿病・肥満症・メタボリックシンドロームの診療現場でも、水滞の所見を併せ持つ患者 -
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湿熱タイプ完全ガイド|脂漏性湿疹・尿路感染・脂肪肝・痛風の漢方処方を糖尿病専門医が解説
「健康診断でALT・γ-GTPが毎年高い」「夏になると顔がテカる・ニキビが噴き出す」「尿の色が濃くて臭う」「健診で尿酸値が高いと言われた」「下着の蒸れ・陰部のかゆみが続く」——これらの症状はメタボリックシンドロームの背景病態と地続きであり、漢方医学では 「湿熱(しつねつ)」 という単一の体質軸でまとめて理解できます。湿 -
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瘀血タイプ完全ガイド|動脈硬化・月経痛・シミの漢方処方と食事戦略を糖尿病専門医が解説
「肩こりがマッサージで取れない」「月経痛で寝込む」「シミが急に増えた」「健康診断で頸動脈エコーに指摘」——一見バラバラな症状が、漢方医学では「瘀血(おけつ)」というひとつの体質軸で説明できることがあります。瘀血は血の流れが滞った状態を指し、現代医学の動脈硬化・血栓傾向・微小循環障害と高い親和性を持つ概念です。本ガイドで -
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月経痛・月経困難症の漢方治療完全ガイド|原発性・続発性・体質別処方を糖尿病専門医が解説
毎月の月経のたびに寝込むほどの痛みに悩まされる――。月経のある女性のおよそ4人に1人が、日常生活に支障をきたすレベルの月経困難症を抱えているとされます。NSAIDs(ロキソプロフェンなど)でなんとかしのいでいるものの、効きが悪くなってきた、胃が荒れる、月経のたびに何錠も飲むことに不安がある――そうした声を外来でもよく耳 -
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更年期障害の漢方治療完全ガイド|ホットフラッシュ・不眠・うつ・ED・男性更年期も解説
「ホットフラッシュで仕事中も汗が止まらない」「些細なことで涙が出る」「乳がん既往でホルモン補充療法(HRT)が使えない」「夫が50代になって急にやる気を失った」――更年期障害は女性だけの問題ではなく、男性のLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)も含めた中高年期共通のテーマです。HRTは更年期症状の第一選択ですが、乳 -
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気滞タイプ完全ガイド|ストレス過多・PMS・抑うつ・FDの漢方処方を糖尿病専門医が解説
「のどに何かつかえている感じが取れない」「ため息ばかり出る」「PMSで毎月別人のようにイライラする」「胃が張って食欲はないのに、ストレスで暴食してしまう」——こうした症状はすべて、漢方医学でいう「気滞(きたい)」、すなわち気の流れの停滞として一つの病態でつながります。長時間労働・睡眠不足・SNS疲れが常態化する現代日本