小林 正敬 医師– Author –
まさぼ内科・糖尿病クリニック飯田橋院 代表理事 / 院長。日本糖尿病学会 糖尿病専門医/日本糖尿病協会 糖尿病認定医/日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医/日本内科学会 認定医制度審議会 病歴要約評価委員/日本老年医学会 老年科専門医・指導医/日本抗加齢医学会 抗加齢専門医/日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医/ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター。医籍登録番号 第486214号。国立国際医療研究センター国府台病院で内科研修を始めた後、糖尿病内科の道に進み、現在は最新の薬物療法(GLP-1作動薬・チルゼパチド等)と、栄養・運動・漢方を組み合わせた包括的な糖尿病・代謝診療を実践しています。
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ダイエット
四季別の食養生|春夏秋冬の体質変化に合わせた食事戦略を糖尿病専門医が解説
「春は肝、夏は心、長夏は脾、秋は肺、冬は腎」――これは中国伝統医学の五行論が示す、季節と臓腑の対応です。日本の風土で発展した食養生(しょくようじょう)は、この古典の知恵に「旬(しゅん)」という独自の食文化を重ね、四季の体調変化を食卓から整えてきました。一方、現代医学の視点でも、季節は確かに代謝・免疫・自律神経・血糖値・ -
ダイエット
PFCバランス完全ガイド|減量・筋肥大・糖尿病管理の最適比率を糖尿病専門医が解説
PFC とは P(Protein・タンパク質)・F(Fat・脂質)・C(Carbohydrate・糖質) の三大栄養素の頭文字を取った略語で、総摂取エネルギーに占める各栄養素の比率を意味します。「日本人の食事摂取基準 2025 年版」が示す標準値はおおむね P 13〜20%・F 20〜30%・C 50〜65% ですが、 -
漢方医学
瘀血タイプ完全ガイド|動脈硬化・月経痛・シミの漢方処方と食事戦略を糖尿病専門医が解説
「肩こりがマッサージで取れない」「月経痛で寝込む」「シミが急に増えた」「健康診断で頸動脈エコーに指摘」——一見バラバラな症状が、漢方医学では「瘀血(おけつ)」というひとつの体質軸で説明できることがあります。瘀血は血の流れが滞った状態を指し、現代医学の動脈硬化・血栓傾向・微小循環障害と高い親和性を持つ概念です。本ガイドで -
ダイエット
肥満症3類型徹底ガイド|内臓脂肪型・皮下脂肪型・サルコペニア肥満を糖尿病専門医が解説
「BMIは普通なのに健康診断で脂肪肝・高血糖を指摘された」「BMIは高いけれど採血値は全部正常」「ダイエットに成功したのに以前より疲れやすくなった」——肥満外来でこのような訴えに出会うたびに、私たち糖尿病専門医はBMI(体格指数)だけで肥満を語ることの臨床的危うさを痛感します。同じ体重・同じBMIの2人でも、内臓脂肪が -
漢方医学
月経痛・月経困難症の漢方治療完全ガイド|月経痛・PMSの体質別漢方処方を糖尿病・漢方診療医が解説
毎月の月経のたびに寝込むほどの痛みに悩まされる――。月経のある女性のおよそ4人に1人が、日常生活に支障をきたすレベルの月経困難症を抱えているとされます。NSAIDs(ロキソプロフェンなど)でなんとかしのいでいるものの、効きが悪くなってきた、胃が荒れる、月経のたびに何錠も飲むことに不安がある――そうした声を外来でもよく耳 -
ダイエット
低GI・低GLダイエット完全ガイド|血糖変動を抑える糖尿病専門医の食事戦略
「白米を玄米に替えるだけで血糖値が下がる」「果物は太らない」——こうした巷の食事アドバイスの背後にあるのがGI(グリセミック・インデックス)とGL(グリセミック・ロード)という二つの指標です。1981年にトロント大学のDavid Jenkins博士が提唱したGIは糖尿病食事療法を一変させ、2002年にWalter Wi -
漢方医学
気滞タイプ完全ガイド|ストレス過多・PMS・抑うつ・FDの漢方処方を糖尿病専門医が解説
「のどに何かつかえている感じが取れない」「ため息ばかり出る」「PMSで毎月別人のようにイライラする」「胃が張って食欲はないのに、ストレスで暴食してしまう」——こうした症状はすべて、漢方医学でいう「気滞(きたい)」、すなわち気の流れの停滞として一つの病態でつながります。長時間労働・睡眠不足・SNS疲れが常態化する現代日本 -
漢方医学
気虚タイプ完全ガイド|疲労・易感染・食欲不振の漢方処方と食事戦略を糖尿病専門医が解説
「朝起きた瞬間からもう疲れている」「ちょっと動くと息切れする」「すぐに風邪をひく」「食後にどうしようもない眠気が襲ってくる」——これらは単なる加齢や運動不足ではなく、漢方医学でいう気虚(ききょ)、すなわち生命エネルギー不足のサインかもしれません。気とは生体の機能的活動を支える根源的なエネルギーであり、その不足は免疫低下 -
漢方医学
血虚タイプ完全ガイド|貧血・乾燥肌・不眠・月経異常の漢方処方を糖尿病専門医が解説
「顔色が冴えない」「爪がペラペラに薄く割れやすい」「髪がごっそり抜ける」「夜中に何度も目が覚める」「月経量が極端に減った」——これらは単なる加齢や栄養不足ではなく、漢方医学でいう血虚(けっきょ)、すなわち血の量的・質的不足のサインかもしれません。血虚は鉄欠乏性貧血・低栄養・サルコペニア・自律神経失調・更年期症候群と臨床 -
漢方医学
桂枝茯苓丸完全ガイド|瘀血・月経痛・子宮筋腫・更年期への効果と副作用を糖尿病専門医が解説
「下腹部に押すと痛む硬いしこりがある」「月経痛が年々重くなる」「のぼせと足の冷えが同居する」「打撲のあざがいつまでも消えない」——これらは漢方医学が古来「瘀血(おけつ)」と呼んできた、血の滞りに伴う症候群です。瘀血の代表方剤として2000年以上の臨床蓄積を持つ処方が桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん/ツムラ25番)。月経