GLP-1ダイエット完全比較|マンジャロ・ウゴービ・ゼップバウンドの違いと選び方【糖尿病専門医監修】

小林 正敬 医師(日本糖尿病学会 糖尿病専門医・医籍登録番号 第486214号)がGLP-1ダイエットを解説

本記事は、糖尿病専門医・小林 正敬(医師)が監修・執筆しています。

小林 正敬 医師(まさぼ内科・糖尿病クリニック飯田橋院 代表理事 / 院長) 日本糖尿病学会 糖尿病専門医/日本糖尿病協会 糖尿病認定医/日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医/日本老年医学会 老年科専門医・指導医/日本抗加齢医学会 抗加齢専門医 医籍登録番号:第486214号

「GLP-1ダイエットで本当に痩せるのか」「マンジャロとウゴービは何が違うのか」「副作用は大丈夫か」——本記事はそうした疑問に、保険診療のみで累積1000例超のGLP-1処方経験を持つ糖尿病専門医が、SURMOUNT-1・STEP-1・SELECT試験などの一次文献と臨床経験で徹底的にお答えします。

🔑 重要な前提:GLP-1ダイエットの安全性と効果は、処方する医師の専門性と経験量で決まります。GLP-1は元々糖尿病薬として2010年から日本で使用されてきた薬剤群で、糖尿病専門医こそが10年以上扱ってきた本職領域です。当院は対面診療・自費オンライン診療(初診から可)・保険オンライン診療(条件付きで初診から可)すべてに対応しています。


目次

1. 【結論】GLP-1ダイエット選びで失敗しないための3つのポイント

長文を読む時間がない方のために、最重要ポイントを先にまとめます。

  1. 薬の選択より「処方医の経験量」が結果を左右する:マンジャロ・ウゴービ・ゼップバウンドはどれも優秀な薬ですが、用量設定・副作用対応・離脱プロトコルで結果が大きく変わります。累積処方経験1000例超の糖尿病専門医による処方が安全性の決定要因です。
  2. 減量効果の最大はマンジャロ/ゼップバウンド(チルゼパチド):SURMOUNT-1試験で平均-22.5%減量。心血管リスクのある方はウゴービ(セマグルチド・SELECT試験で-20%リスク低下)、注射が苦手な方はリベルサス(経口)。
  3. 個人輸入は絶対NG・中止後リバウンドが最大課題:厚労省も警告する偽造薬リスク・温度管理不備・救済制度対象外。中止すると2/3がリバウンドする(STEP-4試験)ため、段階的離脱プロトコル+食事運動の習慣化が必須です。

2. GLP-1ダイエット薬とは——糖尿病薬として2010年から使われてきた本職領域

GLP-1(Glucagon-Like Peptide-1、グルカゴン様ペプチド-1)は、食事を摂ると小腸から分泌されるホルモンです。GLP-1ダイエット薬はこのホルモンを薬として補うもので、以下の作用を持ちます。

  1. インスリン分泌促進(血糖↑時のみ → 低血糖を起こしにくい)
  2. グルカゴン分泌抑制(肝臓からの糖放出を抑制)
  3. 胃排出遅延(胃から腸への食物移動が遅くなる → 満腹感持続)
  4. 食欲抑制(脳の満腹中枢に作用)
  5. 心血管保護(血管内皮機能改善・炎症抑制)

GLP-1製剤は2010年に日本で「ビクトーザ」が承認されて以降、糖尿病治療の主力薬として使われてきました。糖尿病専門医にとって、GLP-1は10年以上毎日のように扱ってきた本職領域です。「ダイエット薬」として注目されたのはここ数年のことで、美容クリニックなどで GLP-1 を扱う非専門医とは累積処方経験量が桁違いです。


3. GLP-1製剤6種類の徹底比較表(2026年5月時点・日本承認状況)

GLP-1ダイエット薬として知られる6製剤を、減量効果・適応・投与経路で比較します。

商品名 一般名 日本承認 投与 HbA1c↓ 体重↓ 適応
マンジャロ チルゼパチド 2022年9月 週1回 皮下注 2.0-2.4% 10-25% 2型糖尿病
ゼップバウンド チルゼパチド 2024年12月(2025年4月発売) 週1回 皮下注 20-25% 肥満症
オゼンピック セマグルチド 2020年 週1回 皮下注 1.5-1.8% 5-15% 2型糖尿病
ウゴービ セマグルチド 2023年1月(2024年2月発売) 週1回 皮下注 15-20% 肥満症
リベルサス セマグルチド(経口) 2020年 毎日 経口 1.0-1.5% 3-8% 2型糖尿病
トルリシティ デュラグルチド 2015年 週1回 皮下注 1.0-1.4% 1-3% 2型糖尿病

💡 GLP-1ダイエット視点での選び方:減量効果重視ならチルゼパチド系(マンジャロ・ゼップバウンド)、心血管リスクならウゴービ、注射が苦手ならリベルサス——というのが大枠です。ただし個別の病態・既往歴・目的で最適解は変わるため、診察の上で医師が個別にご提案します。


4. マンジャロとゼップバウンドの違い——同成分・別承認・別ルート

GLP-1ダイエットで最もよく聞かれる質問が「マンジャロとゼップバウンドはどう違うのか?」です。結論:成分は完全に同じ(チルゼパチド)、違いは日本での承認上の使い道のみです。以下の比較表で整理します。

項目 マンジャロ ゼップバウンド
一般名 チルゼパチド チルゼパチド(同一成分)
承認上の適応 2型糖尿病 肥満症
日本承認 2022年9月 2024年12月
発売 2023年4月 2025年4月11日
用量 2.5/5/7.5/10/12.5/15mg 2.5/5/7.5/10/12.5/15mg
販売会社 日本イーライリリー+田辺三菱製薬
最適使用推進ガイドライン あり あり

SURMOUNT-1試験(PMID: 35658024) では、BMI 30以上の非糖尿病肥満者2,539名に72週投与し、15mg群で平均-22.5%減量を実証。マンジャロもゼップバウンドも同じチルゼパチドを使うため、減量効果は同等です。

臨床現場から(小林正敬の所見):私が累積1000例超の保険診療で蓄積してきた経験は、ゼップバウンドの自費 GLP-1ダイエット処方にもそのまま活きています。「同成分でも処方医の使いこなしで結果は変わる」——これが私の臨床実感です。用量設定・副作用対応・併用薬調整・段階的離脱までを一貫して伴走できることが、当院の安全性の根拠です。


5. ウゴービ(セマグルチド)と他剤との違い

ウゴービはセマグルチド2.4mgで、肥満症適応。同じセマグルチドのオゼンピック(2型糖尿病・最大2.0mg)・リベルサス(経口・最大14mg)とは用量と剤形が違います。

ウゴービのエビデンスはSTEP-1試験(PMID: 33567185):BMI 30以上の非糖尿病肥満者1,961名に68週投与し、2.4mg群で平均-14.9%減量。さらにSELECT試験(PMID: 37952131)で、過体重・肥満かつ心血管疾患のある成人に対して、心血管イベント(心筋梗塞・脳卒中・心血管死)を20%減らすことを実証しました。

マンジャロとウゴービの直接比較——SURMOUNT-5試験

SURMOUNT-5試験(PMID: 40219822):チルゼパチド(マンジャロ/ゼップバウンド)とセマグルチド(ウゴービ)を直接比較した72週試験で、チルゼパチド群がセマグルチド群より約47%多く減量しました(-20.2% vs -13.7%)。減量効果ではチルゼパチド系が勝りますが、心血管リスクのある方はSELECT試験のエビデンスがあるウゴービが選択肢になります。


6. 減量効果の臨床試験データ——SURMOUNT-1・STEP-1・SELECT

GLP-1ダイエットの効果は、世界中で行われた大規模ランダム化比較試験で実証されています。代表的な3試験の結果を、生データでお示しします。

SURMOUNT-1試験(チルゼパチド)

平均減量 -5%達成 -10%達成 -15%達成 -20%達成
5mg -15.0% 85% 69% 50% 32%
10mg -19.5% 89% 78% 64% 46%
15mg -20.9% 91% 83% 71% 57%
プラセボ -3.1% 35% 19% 9% 3%

90%以上が-5%減量を達成。15mgでは約半数が-20%減量。これは肥満症治療として従来のあらゆる治療法を上回る結果です。

STEP-1試験(セマグルチド)

68週で平均-14.9%減量(プラセボ -2.4%)。世界で最も処方経験豊富で安全性データが充実しています。

SELECT試験(セマグルチドの心血管保護)

過体重・肥満かつ心血管疾患のある成人17,604名に対し、心血管イベントを20%減らすことを実証。減量と心血管予防を同時に達成できる初の肥満症治療薬として位置付けられました。


7. GLP-1の副作用と医師管理下での対処法

GLP-1ダイエットで最も多く相談されるのが副作用です。私の臨床経験では、副作用は投与初期1〜4週に集中し、用量調整と食事工夫で多くは管理可能です。

一般的副作用(投与初期 1-4週)

  • 悪心・嘔吐:30-60%(最頻)
  • 下痢・便秘:20-30%
  • 胃痛・腹部膨満:10-20%
  • 食欲低下:自覚的

副作用への対処法(5ステップ)

副作用が出たら、まずはご自宅でできるセルフケアを以下の順で試してください。それでも続く場合は医師にご相談を。

  1. 増量を遅らせる:4週ごとの増量を6-8週に延ばす
  2. 食事は少量頻回(1日3食 + 軽食2回)
  3. 脂質を控えめに(消化遅延 + 脂質摂取 = 嘔吐リスク↑)
  4. 水分2L以上+電解質補給(ご自宅で経口補水液など)
  5. 制吐剤(メトクロプラミド等)の併用を主治医と相談

重篤副作用(稀)

  • 急性膵炎(0.1-0.5%):腹痛持続時は即受診
  • 胆石症(1-3%):右上腹部痛
  • 甲状腺髄様癌(動物実験):人間でのリスク不明、家族歴ある方は禁忌
  • 網膜症急性増悪(糖尿病患者):HbA1c急速低下時の注意
  • アナフィラキシー(極稀)

臨床現場から(小林正敬の所見):私が日々の診療で実感しているのは、副作用が出る/出ないは個人差が大きいということです。SURMOUNT-1試験で「平均-22.5%減量」と聞くと万人に効くように思えますが、実際は人によって効き方も副作用の出方も全く違います。「美容クリニックで吐き気が出て続けられなかった」と当院に転院してこられる方も少なくありません。私の経験では、用量設定を細かく調整し、食事タイミングを丁寧に指導すれば、ほとんどの方が継続可能です。


8. 誰にどのGLP-1薬が合うか——選び方の3軸

「結局、私にはどの GLP-1 が合うのか?」という疑問にお答えします。GLP-1ダイエット薬の選択は、以下の3軸で考えると整理しやすくなります。

軸1:減量目的かHbA1cコントロール目的か

  • 減量重視:マンジャロ・ゼップバウンド(-20〜25%)/ウゴービ(-15〜20%)
  • 糖尿病コントロール重視:マンジャロ・オゼンピック・トルリシティ(保険適用)

軸2:心血管リスクの有無

  • 心血管リスクあり(既往・高血圧・脂質異常):ウゴービ(SELECT試験エビデンス)
  • リスク低い:減量効果でマンジャロ・ゼップバウンド

軸3:投与経路の好み

  • 週1回でOK:マンジャロ・ゼップバウンド・ウゴービ・オゼンピック
  • 注射が苦手:リベルサス(経口・減量効果は -3〜8%とやや控えめ)

臨床現場から(小林正敬の所見):私は累積1000例超の保険診療経験の中で、多くのトルリシティ症例も診てきました。トルリシティは「糖尿病をコントロールする薬」として優秀ですが、減量効果は -3〜5% と穏やかなため、ダイエット目的で選ばれることはほとんどありません。逆に、糖尿病合併症で副作用感受性が高い高齢者にはトルリシティが第一選択になることもあります。「どの GLP-1 が誰に合うか」の判断は、1剤ずつの臨床経験を積み重ねて初めて分かる——これが私の臨床実感です。


9. 当院の自費GLP-1ダイエットが安全な理由——保険診療1000例超の経験

当院では 糖尿病専門医・小林正敬 が GLP-1 処方を直接担当しています。保険診療のみで累積1000例超の処方経験を、自費 GLP-1 ダイエットの処方にもそのまま活かしているのが当院の最大の差別化ポイントです。

当院の処方フロー(6ステップ)

  1. 初診(対面 or オンライン・どちらも初診から可):問診・身体測定(対面時)・服薬歴確認。必要に応じて健診データなど過去の血液データを参考にし、必要時のみ対面採血や追加検査をご案内するため、基本的にオンラインで完結できます。
  2. 薬剤選択:目的(糖尿病管理/医療的減量/コンテスト前仕上げ/産後/中年太り)と既往歴に応じてマンジャロ/ゼップバウンド/ウゴービ/オゼンピック/リベルサスから最適選択。
  3. 段階的増量:患者さんの状態・目的・副作用感受性に応じて柔軟に開始用量を決定。副作用を最小化するため4週ごとに評価しながら増量
  4. 栄養指導セット:脂質制限・少量頻回・タンパク質1.6g/kg/日確保、リバウンド防止の食事プログラム。
  5. 副作用即時対応:吐き気・腹痛時の連絡体制、必要時の制吐剤処方、用量再調整。
  6. 段階的離脱:目標到達後、1ヶ月かけて減量+食事運動の習慣完成+3ヶ月のフォロー。

結果として 副作用最小化+効果最大化+リバウンド最小化 ——これが「経験ある糖尿病専門医による処方」の意味です。対面でも初診からのオンラインでも、同じ品質の医療を受けられます。


10. 美容クリニック処方 vs 糖尿病専門医処方——5項目の決定的差

GLP-1ダイエットを扱うクリニックは大きく3層に分かれます。価格ではなく、医療品質と法的合法性で選んでください

個人輸入 美容GLP-1クリニック 当院(糖尿病専門医)
薬の出所 偽造薬の可能性 正規流通 国内正規流通品
処方医 なし GLP-1専業の非専門医 糖尿病専門医・代表理事
累積処方経験 不明 数十例レベル 保険診療のみで1000例超
事前血液検査 なし 簡易のみが多い 甲状腺・膵酵素・腎機能・HbA1c
副作用対応 自己責任 一方向の連絡対応 対面 or オンライン即時受診+制吐剤+用量再調整
離脱プロトコル なし なし/不十分 STEP-4 を踏まえた段階的離脱
受診形態 限定的 対面 + 初診からのオンライン両対応

費用は個人輸入より高くなりますが、安全性・有効性は段違い「個人輸入=危険/非専門医処方=危険」です。糖尿病の本職が処方する自費 GLP-1 ダイエットは、最も安全な選択肢です。


11. 個人輸入は絶対NG——厚労省警告レベルのリスクと2026年最新動向

「インドのジェネリック」「中国製」など、個人輸入代行サイトで購入する方が増えていますが、これは当院でも強く反対しています。自費診療(クリニックでの正規処方)とはまったく別物です。

個人輸入の5大リスク

  1. 偽造薬の流通(タイ・インドで多数報告・2026年MHRA警告)
  2. 温度管理不備(冷蔵2-8℃が必須、配送中で活性低下)
  3. 副作用時に医療機関で対応されにくい
  4. 重篤副作用(膵炎・胆石)の早期発見不可
  5. 医薬品副作用被害救済制度の対象外(健康被害が出ても補償なし)

厚労省の警告(2024年4月)

「個人輸入したGLP-1製剤による健康被害が国内で複数報告。生命の危険を伴う可能性があり、絶対に避けてください」(厚労省 注意喚起より)

2025年以降、オオサカ堂など主要個人輸入代行サイトでも GLP-1 の取扱いが相次いで停止されています。安価さで選んだ結果が、医療費・健康・時間すべてのロスにつながるケースを、私自身も臨床現場で見てきました。


12. 中止後リバウンドの予防——STEP-4試験と段階的離脱プロトコル

GLP-1ダイエットの最大の課題は中止後のリバウンドです。

STEP-4試験(PMID: 33755728):セマグルチド2.4mgで20週減量後、ランダム化で継続群と中止群に分けたところ:

  • 継続群:1年後 -17.4%維持
  • 中止群:1年後 -5.6%しか維持できず(2/3が戻る)

つまり「投与中止 = リバウンド」がほぼ確実で、生涯投与か段階的減量プロトコルが必要です。

臨床現場から(小林正敬の所見):私の経験では、中止後リバウンドを最も予防できるのは「中止前から食事・運動の習慣を完成させておく」ことです。GLP-1で食欲が抑えられている間に「自然と続けられる食習慣」を作っておけば、減量後の体重は驚くほど安定します。逆に「薬で痩せて満足したから止める」というパターンは、ほぼ確実に戻ります。だからこそ私は、処方初期から栄養指導・行動変容のセットを必須にしています。

中止のコツ(医師管理下)

  1. 1ヶ月かけて段階的に用量↓
  2. 中止前から食事・運動の習慣を完成させる
  3. 中止後3ヶ月は週1回体重測定
  4. リバウンド傾向で早期再開を検討

13. オンライン診療と対面診療——自費は初診から可・忙しい方も受診しやすい

GLP-1ダイエットは継続的なフォローが必要なため、通院しやすさが成功率を左右します。当院では:

  • 対面診療(東京都新宿区飯田橋・最寄り:飯田橋/神楽坂/後楽園/春日/江戸川橋)
  • 自費オンライン診療初診から可能
  • 保険オンライン診療:条件付きで初診から可能

の3形態すべてに対応しています。

オンラインで完結できる仕組み

  • 必要に応じて健診データなど過去の血液データを参考にし、必要時のみ対面採血をご案内
  • 基本的にオンラインで完結、お薬は配送
  • 副作用時はオンラインで即時相談、必要時は対面受診への切替も可能
  • 全国どこからでも受診可能

「美容クリニックのオンライン処方は不安」「忙しくて通院できない」という方こそ、糖尿病の本職によるオンライン GLP-1ダイエットをご利用ください。


14. よくあるご質問(FAQ)

Q1. GLP-1ダイエットは糖尿病ではない人でも受けられますか?

A. はい、当院では自費診療として GLP-1 を処方しています。担当は糖尿病専門医・小林正敬(GLP-1 累積処方経験 1000例超)。事前評価(甲状腺・膵酵素・腎機能・HbA1c)→ 段階的増量 → 栄養指導 → 段階的離脱まで一貫して医師管理下で行います。「結婚式まで」「コンテストまで」「産後の体型戻し」「中年太り対策」など目的別の自費 GLP-1ダイエットに対応します。費用・スケジュールは初診時に医師がご案内します。

Q2. マンジャロとウゴービはどっちが効きますか?

A. SURMOUNT-5試験ではマンジャロ(チルゼパチド)の方が約47%多く減量(-20.2% vs -13.7%)。ただし心血管リスクのある方はウゴービ(セマグルチド)のSELECT試験エビデンスが選択肢に。個人差は大きく、初診で診察してから決めるのが正解です。

Q3. マンジャロとゼップバウンドはどっちを選ぶべきですか?

A. 成分は完全に同じ(チルゼパチド)で減量効果は同等。違いは日本での承認上の使い道(マンジャロ=2型糖尿病/ゼップバウンド=肥満症)のみ。最適な処方ルートは病態・目的・既往歴で変わるため、診察の上で医師が個別にご提案します。

Q4. 美容クリニックの GLP-1 処方とは何が違いますか?

A. 処方医の専門性と累積処方経験量が決定的に違います。多くの美容クリニックは GLP-1だけ取り扱う非専門医が処方しており、累積処方経験は数十例レベル、副作用対応・離脱プロトコル・併用薬調整のノウハウが不足しがち。当院は糖尿病専門医・代表理事が、保険診療のみで累積1000例超の処方経験をベースに、すべての GLP-1 処方を直接担当します。

Q5. 副作用の吐き気で続けられそうにありません。対処法は?

A. 以下を順に試してください。① 増量を遅らせる(4週→6-8週) ② 脂質を半減 ③ 食事を1日5回に分ける ④ 水分2.5L+電解質補給 ⑤ 制吐剤(メトクロプラミド等)の併用。これでもダメなら他クラスへの切替を主治医と。当院ではこの調整を一貫して行います。

Q6. オンライン診療でも GLP-1 を処方してもらえますか?

A. はい。当院は自費オンライン診療は初診から可能、保険オンライン診療も条件付きで初診から対応しています。担当は糖尿病専門医・代表理事の小林正敬(GLP-1 累積処方経験 1000例超)。必要に応じて健診データなど過去の血液データを参考にし、基本的にオンラインで完結できます。お薬は配送、副作用時はオンラインで即時相談、必要時は対面受診への切替も可能。全国どこからでも受診可能です。

Q7. リベルサス(経口)はマンジャロより効果が劣りますか?

A. はい、減量効果は3-8%でマンジャロ(10-25%)より低い。ただし注射が苦手な方には選択肢。空腹時に少量水で服用+30分絶食という独特の用法も注意点です。

Q8. マンジャロで -15kg 痩せました。やめても大丈夫ですか?

A. STEP-4試験の結果を考えると、急な中止は2/3の確率でリバウンドします。1ヶ月かけて段階的に減量食事・運動の習慣化+主治医と中止計画を共有することが必要です。当院では中止プロトコルも一貫してフォローします。

Q9. 個人輸入のマンジャロは本当に危険ですか?

A. はい、絶対NGです。① 偽造薬リスク(タイ・インドで多数報告・2026年MHRA警告) ② 温度管理不備(冷蔵2-8℃が必須) ③ 重篤副作用時の対応不可 ④ 医薬品副作用被害救済制度の対象外。厚労省も2024年4月に「生命の危険を伴う可能性があり、絶対に避けてください」と警告しています。安価さで選んだ結果が、医療費・健康・時間すべてのロスにつながるケースを臨床現場で実際に診ています。

Q10. GLP-1ダイエットの費用はどれくらいですか?

A. 費用・スケジュールは初診時に医師が個別にご案内します。当院は価格競争ではなく医療品質(糖尿病専門医による直接処方・副作用対応・段階的離脱プロトコル)で差別化しているクリニックです。

Q11. 妊娠を希望していますが、GLP-1は使えますか?

A. 妊娠希望・妊娠中・授乳中はすべて禁忌です。GLP-1の胎児への安全性は確立していません。妊娠を希望する場合は、少なくとも2ヶ月前にはGLP-1を中止することが添付文書で推奨されています。タイミング判断は医師との相談が必須です。

Q12. BMI が低めですが、GLP-1ダイエットは受けられますか?

A. 当院では病態・目的・既往歴に応じて自費 GLP-1 処方を判断します。担当は糖尿病専門医・小林正敬(GLP-1 累積処方経験 1000例超)。あわせてカロリー計算機・栄養指導・段階的離脱プロトコルでリバウンドも防止。コンテスト・大会向けの仕上げ、産後の体型戻し、中年太り対策にも対応。最適なルートは診察にて医師がご提案します。


15. 受診の目安・お問い合わせ

以下は緊急受診

  • 持続する強い腹痛(膵炎の可能性)
  • 右上腹部痛+発熱(胆嚢炎)
  • 重篤な脱水・嘔吐(24時間以上)
  • 呼吸困難・蕁麻疹(アナフィラキシー)

以下は相談受診

  • 健診でメタボ・脂肪肝・睡眠時無呼吸等を指摘された方
  • 糖尿病で食事運動の効果不十分
  • 既存薬で効果不十分なHbA1c
  • 本気で減量したい方(理由・期日・体型目標問わず)

まとめ——GLP-1ダイエットを成功させる5つのキーフレーズ

  1. GLP-1 は元々糖尿病薬。糖尿病専門医こそが本職
  2. 減量効果はマンジャロ/ゼップバウンド > ウゴービ > オゼンピック > リベルサス > トルリシティ
  3. 当院の安全性の根拠=糖尿病専門医が保険診療のみで累積1000例超の処方経験
  4. 個人輸入は厚労省警告レベルNG・美容クリニックの非専門医処方も推奨しません(自費オンライン診療は当院でも初診から提供)
  5. 中止後リバウンドが最大課題 → 段階的離脱プロトコル+食事・運動の習慣化が必須

当院(まさぼ内科)は 糖尿病専門医・小林正敬が直接担当。糖尿病でお悩みの方も、結婚式・コンテスト・産後の体型戻しなど 目的のある減量をしたい方も、累積1000例超の処方経験を持つ本職の糖尿病専門医にご相談ください。

→ お問い合わせ・受診予約は masabo-clinic.com から。


監修・執筆小林 正敬 医師(まさぼ内科・糖尿病クリニック飯田橋院 代表理事 / 院長)

  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本糖尿病協会 糖尿病認定医
  • 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
  • 日本老年医学会 老年科専門医・指導医
  • 日本抗加齢医学会 抗加齢専門医
  • 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医

医籍登録番号:第486214号

公開日:2026-05-09 / 最終更新日:2026-05-09

関連記事

参考文献

  1. Wilding JPH, et al. Once-Weekly Semaglutide in Adults with Overweight or Obesity (STEP-1). N Engl J Med. 2021;384(11):989-1002. PMID: 33567185
  2. Jastreboff AM, et al. Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity (SURMOUNT-1). N Engl J Med. 2022;387(3):205-216. PMID: 35658024
  3. Aronne LJ, et al. Tirzepatide as Compared with Semaglutide for the Treatment of Obesity (SURMOUNT-5). N Engl J Med. 2025;392(19):1788-1801. PMID: 40219822
  4. Rubino D, et al. Effect of Continued Weekly Subcutaneous Semaglutide vs Placebo on Weight Loss Maintenance (STEP-4). JAMA. 2021;325(14):1414-1425. PMID: 33755728
  5. Lincoff AM, et al. Semaglutide and Cardiovascular Outcomes (SELECT). N Engl J Med. 2023;389(24):2221-2232. PMID: 37952131
  6. 日本糖尿病学会. 糖尿病診療ガイドライン2024. 南江堂.
  7. 日本肥満学会. 肥満症診療ガイドライン2022. ライフサイエンス出版.
  8. 厚労省. 最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(ゼップバウンド). 2025年3月.
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この記事を書いた人

まさぼ内科・糖尿病クリニック飯田橋院 代表理事 / 院長。日本糖尿病学会 糖尿病専門医/日本糖尿病協会 糖尿病認定医/日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医/日本内科学会 認定医制度審議会 病歴要約評価委員/日本老年医学会 老年科専門医・指導医/日本抗加齢医学会 抗加齢専門医/日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医/ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター。医籍登録番号 第486214号。国立国際医療研究センター国府台病院で内科研修を始めた後、糖尿病内科の道に進み、現在は最新の薬物療法(GLP-1作動薬・チルゼパチド等)と、栄養・運動・漢方を組み合わせた包括的な糖尿病・代謝診療を実践しています。

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